世界が注目するクネセト選挙が終わり、新たな世論が形成されます
先日より、イスラエルにてクネセト議会選挙が行われた。選挙結果はこのようになった。
ついでに各党の簡単な思想と政策を紹介しよう。
・リクード党が74議席(+4)
思想:修正シオニズム(実践的シオニズム)
右派経済自由主義
積極的防衛主義
反共反イスラムを主軸とした外交政策
・白と青が21議席(+13)
思想:修正シオニズム
社会自由主義
積極的防衛主義
反イスラムを主軸とした外交政策
・労働党が12議席(-20)
思想:労働シオニズム
社会民主主義
進歩主義
「友愛外交」を主軸とし、西側国家に限らずイスラムやソ連や清華とも関係を重視しパレスチナとの和平を掲げている。
・イスラエル我が道(+4)議席
思想:修正シオニズム
右派経済自由主義
パレスチナ(ガザ地区)の併合とシナイ半島の領有権主張し、外交は、西側諸国意外とは断交すべきとの主張をしている。
・バラド(アラブ連合党)4議席(±0)
思想:反シオニズム
社会民主主義
在イスラエルアラブ人の主権回復とパレスチナとの和平を掲げている。
・メレツ-ヤハド(イスラエル共産党)3議席(±0)
思想:共産主義(スターリニスト)
パレスチナ人の民族独立運動を主張
同姓愛者やパレチナ人の人権を擁護し、ユダヤ人がホロコーストにあったのは、モーゼによる裁きであり、自業自得だと主張。
なお、イスラエル公安保安庁による監視対象となっている。
・リバタリアン党1議席(±0)という結果になった。思想:古典的自由主義(ミナーキズム)
リバタリアン人工島を民間のみで完成させ、リバタリアンが主張する政策の実現性 を図る公約を引き続き掲げおり、あらゆる福祉政策や増税、公共機関の民営化を唱えている
外交政策はモンロー主義であり、積極的なパレスチナやアラブ諸国への挑発行為を非難している。
各党の党首へ今回の選挙にて選挙ジャーナリストのカツラ・カンズツウ氏はインタビューを行った。
まずはクネセト与党第一党となったアステリア総裁に中継がつながった
カツラ・カンズツウ氏「選挙お疲れ様です。今回は、リクード党は単独過半数を維持し、おまけに4議席の議席を獲得しました。これに関するアステリア総裁の見解についてお聞かせください。」
アステリア総裁「これはリクード党が行ってきた政策が国民に信任されたとのことでしょう。しかも共産主義国家やハマスチームのイスラムテロ国家からの攻撃に晒され、やはりこの国を守るのはリクード党しかいない。そう判断していただいたのでしょう。国民の期待に応えられるよう早急に政府を新たに形成し、これらのテロの脅威や経済政策についても更なる投資の呼び込みや自由を求めて成長し続けるイスラエルの政策をを実現していきます。」
カツラ・カンズツウ氏「わかりました。別件ですが、メキシコやインドネシアが経済制裁をかけると連合機構にて表明しています。また入植政策に関してソビエト連邦が国際法違反だと指摘されておりますが、これに関する見解に関してお答えください。」
アステリア総裁「現時点では具体的なコメントは差し控えますが、もしも仮にイスラエルへの制裁または攻撃をした場合はそれなりの対処をさせていただくでしょう。以上です。」
カツラ・カンズツウ氏「インタビューにご協力いただきありがとうございました。」
次は白と青総裁であるベニヤ・ガンツ氏に中継がつながった。
カツラ・カンズツウ氏「選挙お疲れ様です。今回は、白と青はを21議席を獲得し、13議席増加という大躍進を遂げました。これに関する総裁の見解についてお聞かせください。」
ベニヤ・ガンツ総裁「恐らく我々としては主に外交よりも福祉政策の拡充を訴えてきました。昨今リクード党が進める成長戦略は、成果がでており、ある程度評価はしていますが、主にイスラエルの地価価格の高騰の問題や若者を中心とした貧困層を置き去りにしている政策があります。我々はこの件をリクード党にしっかりと訴えて政策に反映させるです。恐らく労働党からある程度支持を奪うことに成功したことが躍進の問題でしょう。また外交政策に関しては、リクード党同様共産主義国家やテロリスト国家とは積極的に対峙するつもりです。」
カツラ・カンズツウ氏「では、リクード党との連立も視野にいれているのですか?」
ベニヤ・ガンツ総裁「連立に関する交渉は現時点で一切していません。ただ政治の先は一寸先は闇と言われている。こちらとしてもリクード党としてもあらゆる選択肢があります。」
カツラ・カンズツウ氏「では、リクード党との連立を否定しないという認識でいいですか(笑)」
ベニヤ・ガンツ総裁「ですから、あらゆる選択肢があると答えただけです。何なんだね君は(怒)」
カツラ・カンズツウ氏「失礼致しました。では、質問を変えます。先ほどアステリア総裁にも質問しましたがメキシコやインドネシアが経済制裁をかけると連合機構にて表明しています。また入植政策に関してソビエト連邦が国際法違反だと指摘されておりますが、これに関する見解に関してお答えください。」
ベニヤ・ガンツ総裁「現時点での具体的なコメントは差し控えますが、イスラエルはこれまで様々な脅威と対峙してきた歴史があります。今回の脅威もきっと乗り越えられるでしょう。」
カツラ・カンズツウ氏「インタビューにご協力いただきありがとうございました。」
カツラ・カンズツウ氏「一旦ここでCMがはいります。のちに各党への中継を再開致します。」
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