ユダヤ歴は安息の日の特別軍事演習期間入りました。それは「妖炎のランナー」
イスラエル国防軍は6月金曜夜から土曜の日没までのユダヤ歴「安息の日」までの恒例の特別軍事演習期間「妖炎のランナー」に突入した。
「妖炎のランナー」とはイスラエル国防軍が総動員をかけ、陸海空共に大規模な特別軍事演習を行うことだ。この演習は全面戦争を想定した訓練であるため、ハマスとのテロとの戦いやヒズボラとの戦いの他、イランイラクの飽和ロケットからの防衛、革命防衛隊による侵攻からの防衛を想定した訓練だ。
イスラエルと言えばミサイル防衛だが、この演習期間は陸海空主要戦力が総動員されるため最もイスラエル国内で緊張の高まる演習となっている。実際にミサイルが撃ち込まれたパターンも想定し、住民の安全な避難訓練も行った。
イスラエル国防相ヨアフ・ガラン氏「この演習はイスラエルが様々な脅威に晒されたパターンを想定し、実施されています。何度も戦った中東での戦争やテロリストとの戦いが教訓として生きています。そして年が変わるごとにこれらの演習はバージョンアップし、更新されます。そしてイスラエル国内が最も緊張する日でもあります。この演習を得て、我々はようやく平和な安息の日を迎えることができます」と語った。
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